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もう既にやる気ない

ありきたりなワーホリブログ

粒あんを作った日。


日本人僕1人、韓国人6人
計7人での新たなシェアハウス生活が始まった。

メンバーは、小さい頃アメリカに6年間住んでいたと言うDくん。
その為、彼の英語力はもはやネイティブ並。
「I’m a pig!」と言って、僕の作ったご飯をつまみ食いするのが趣味。

Bちゃん。
D君の彼女で、暴走するPigを抑止してくれる綺麗な子。
もうちょっと頑張ってPigを抑止してくれと言うのが本音。

Iちゃん。
初手「I’m an Angel please call me that」と謎発言。
エンジェルとはややかけ離れた見た目でしたが、2年前の写真を見せてもらった所、エンジェルよりも可愛かったです。
「明日からダイエットする」が口癖。

Jちゃん。
日本のアニメが好きで、日本語が少し話せます。
秋葉原に何回も行ったことがあると言うオタク気質な子。
特にハイキューと言ったアニメの月島と言ったキャラが好きで、わざわざ日本に来てまで月島のフィギュアを買う程。
「どうせ絵じゃん!」と言うとガチでキレます。

Rちゃん。
とても気が強い子で、
「どこ行くの?」「今どこで何してるの?」「暗くなる前に帰りなさい!」「もっと食べなきゃ!」
など、恐らく彼氏を束縛するタイプ。
お節介なほど優しく、僕にとってはお姉さん的な存在。

で、最後に1番まともなL君。
僕のルームメイト。
L君も日本のアニメが好きで、少しだけ日本語が喋れます。
Jちゃん同様、何回も日本に来た事があり、1年目のワーホリが終わったら関西を訪れると言っていました。





自分以外韓国人の環境に慣れたある日の事、僕の天敵であるDが言った。

「俺、京都行った事あるぜ!そこで、三角形の餅食ったんだけど、あれ何て名前?忘れちゃった。」

京都で三角形の餅と言ったら八つ橋に違いない。

なので、僕は言った「それ多分、八つ橋だよ!」

そして、ネットで八つ橋の画像を検索。
「これでしょ?」
と言ってDに見せる。


「あー!これこれ!今度作ってくれよ!」


「えっ?今なんて言った?」


「八つ橋が食いたいんだ!作ってくれ!」


「…OK!」



そんな訳で、八つ橋を作る事になってしまった。

ただ、八つ橋の餅の部分は作れないので中身のあんこだけを作る事に勝手に決定。


あんこ好きに定評のある身。
日本で真面目に働いていた時も何回か手作りのあんこを作ていたのですが、毎回炊飯器を用いて作っていたんですよね。

一応、シェアハウスに炊飯器はありますが日本の炊飯器程高性能ではなく、COOKとWARM、スイッチは僅か2つのみ。

(鍋であんこ作るのとか無理なんだけど…ずっと火加減見てなきゃじゃん…)

頭をよぎるギブアップの2単語。

しかし、目を輝かせているD。

きっと、Dがあんこを食べれば楽しかった京都旅行の思い出が蘇るはず。

中学3年生の時に行った2泊3日の修学旅行 in 京都。
1日目にして同じ班の女子達から呆れられ、2日目、3日目と別行動をとる事になってしまったあの日の僕達のように。

それに、皆にもあんこの美味しさを知ってもらいたい。
ティムタムなどのチョコレート菓子などとは違う美味しさを。

そして何より、自分があんこを食べたいんだ。
小豆がゴロゴロとした粒あんを。


そう思いYouTubeで、あんこの作り方を学習。
が、やはり鍋だと3時間近く時間を要する。
だから、今まで炊飯器で作っていた訳なんですけれども。


「八つ橋作るのに5時間かかるけど平気?」

と、少しもってDに尋ねた所

「平気!平気!俺はどうしても八つ橋が食いたいんだ!夕食までに作ってくれよ!」

(こっちは全然平気じゃないんだけど、何あの亭主関白的な態度?)

と思いながら歩いて20分の所にあるスーパーへ行った。

が、そもそも小豆が無い。

レンマークと言ったマンダリン、オレンジ、レモン、シトラス、グレープなど、ほぼほぼ柑橘系でなっているような田舎町。

勿論、豆専門店もアジアンショップも無く、あるのは至って普通のスーパーマーケットのみ。

非常に残念ですが、あんこは作れないな。
食べたいけど。



諦めかけたその時、僕は見つけてしまった!



小豆!
しかも、既に茹でてある!

あんこ作りに1番面倒な事は茹でる事で、その必要性がなくなった。

そして、NO Added Salt
塩などが入っていないので無味。
値段は1缶約80円と破格の値段。


とりあえず小豆の缶詰を2缶購入(約160円)
更にホイップクリーム4ドル(約350円)




食パン1斤1ドル(約90円)も購入。



早速シェアハウスに戻り、あんこを作り開始。



① 先ずは、出来上がったあんこを入れる為の容器を熱湯消毒します。




② 先程買った小豆の缶詰2缶


茹で汁が多すぎるので、1缶は茹で汁を残し、もう1缶は茹で汁を全部捨てます。




③ ②の缶詰を全て鍋に入れます。




④ コンロ、またはIHに火を付け、強火で小豆を温めていきます。
火加減は強火で、休まず小豆をかき混ぜていきます。




⑤ 小豆が温まらないうちに砂糖を入れてしまうと、完成時に小豆が硬くなってしまうので、小豆全体に熱が通るまでは砂糖を入れずに、ひたすらかき混ぜます。




⑥ 小豆全体に熱が通ったと思ったら、少しずつ砂糖を入れていきます。
この時も火加減は強火で、手は止めず小豆を混ぜてください。




⑦ 好みの甘さになるまで、少しずつ砂糖を入れていきます。
手を止めたら焦げるので、この時も手は止めないでください。




⑧ 自分好みの味が決まったら水分が無くなるまで、ひたすら小豆をかき混ぜていきます。




⑨ 冷めると固まるので、おしるこなどにしないのであれば、ちょっと緩いくらいで火を止めます。
最後に隠し味的な感じで、塩を少々入れます。




⑩ 先程の熱湯消毒をした容器に移します。



はい、僅か30分で完成です。



作りたてが1番美味しいですが、冷蔵庫で冷やした後、こうして

こうして、

こうです。


これで完璧ですね。




「八つ橋と違うじゃねーか!」

とDには言われましたが、美味しいと言って食べてくれたので結果オーライです。

あんこって結構好き嫌いがあるので心配してたのですが、他の韓国人も喜んで食べてくれました。
エンジェルに至っては日本語で
「先生、アイスクリームよー。」
と相変わらずの謎発言をしてました。


また、こんなに安く簡単にあんこが作れる事に自分自身も嬉しくなり、この日を境に僕の冷蔵庫には、常にあんこが入っています。

ちなみに、この記事に使った写真は6回目位に作ったあんこの写真です。





お腹が満たされたDは再び言った。

「今度、うどん作ってくれよ!」

このDの一言から約1週間後、、、

僕は小麦粉で作ったうどんの生地をひたすら踏んでいた。

天敵であるDの顔を頭に思い浮かべながら。




明けまして
おめでとうございます。


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